奥飛騨のお仲間

荒井さんの犬舎で生まれた麓くんが、ご近所の宮本さん家族に迎えられました。麓くんの父犬は申忢号、母犬は尋号です。宮本さんのお宅の犬舎は、荒井さんが「うちよりも立派な犬舎だよ」と言うくらい、本当にすてきな犬舎でした。

↑温泉のタンクです。熱いです。

源泉掛け流しの温泉が使い放題で、そのお湯を床暖房のように利用し、奥飛騨の厳しい寒さをしのいでいます。山水も流しっぱなしで、常に新鮮な美味しいお水が飲めます。とても機能的ですね！？と思ったら、ご主人が造園土木のお仕事をされているそうです。やっぱりプロの技ですね。お庭もとても素敵でした。岐阜県のメンバーは建築関係のお仕事に就かれている方が多いな～と思います。麓くんも展覧会デビューをしています。今後もご活躍を期待しています。

宮本さんのお宅を後にして、ご近所で飼われている牡の秋田犬にも会いに行きました。毛足が長く大型感があり、顔貌も牡らしく、素晴らしい秋田犬でした。展覧会に出陳しないのがもったいないくらいですが、口中検査が難しそう・・・と思うほど気性が良かったです。こちらも和の趣のある木造の頑丈な犬舎の中で、立派に番犬としてお勤めを果たしていました。

最後になりましたが

荒井さんには、連休中で旅館が忙しい中、貴重なお昼休憩時間に犬舎見学と犬舎巡りにつきあっていただき、旅館の温泉にも入らせていただきました。犬談義に花が咲き、とても楽しいお時間でした。本当にありがとうございました。荒井さんは本当におおらかな方です。そんな荒井さんとこの大自然の中で生活している犬たちは、本当に幸せだなぁと思いました。いつかは秋田犬とこんな生活がしたいな、と憧れます。宮本さんにもお世話になりました。犬用の熊肉を頂いた時には、「流れ星銀」を思い出さずにはいられませんでした。仲間とありがたくいただきます。

荒井さんは秋田犬の世界では大先輩ですが、年齢が近いこともあり、境遇も似たところがありますので、お話がとてもよくわかりました。今後も師匠や先輩方や仲間たちと一緒に展覧会を頑張ってくださいね！！！